winspector 実践編その1
Winspector導入メモ - kokemonoの日記の続きです。
インストールしたwinspectorを使ってみます。
スタートメニューから「winspector spy」を実行してみると、次のようなウィンドウが表示されます。
分かる範囲で各部解説。
ウインドウ内は、メニューなどを除き、大きく分けて4つのパーツからなります。
(1)表示部 : ウインドウのプロパティ・メッセージ・ヘルプの表示部。
(2)Window List : 生成されているウインドウの一覧が表示されます。
(3)Window Log : 全てのウインドウの生成・破棄イベントログを表示します。
(4)Quick Info : マウスカーソルが乗っているウインドウの簡易情報表示します。
正確に言うと、全体から(2)〜(3)を引いた範囲が(1)となります。
(2)〜(3)は、メニューの「View」から表示・非表示切替可能です。
ここのポイントは (2)のWindow Listです。
こちらにはデスクトップを最上位に、生成されているウインドウがツリー状に表示されます。
ここで目的のウィンドウを見つけることが第一歩となるでしょう。
ここで注目したいのがもう一つ。上部に配置された『Click and drag to select a window...』です。
この領域(特に"照準"みたいな絵ではなくても良い)でマウスクリックしたのち、マウスカーソルを調べたいウィンドウまでドラッグすると、Window List内の目的ウィンドウ位置にフォーカスしてくれます。
※上手くフォーカスされない方は、マウス左ボタン離すときに下図緑枠の位置で離すようにしてください。
左上のウインドウクラス情報表示している部分だと上手くいかないようです。
こうして見つけたウィンドウについてプロパティやメッセージの情報を表示していく、というのが基本的な使い方になると思います。
プロパティ表示
ウインドウのハンドル、クラスや名前などが確認できます。
メッセージ表示
ウインドウに入出力されるメッセージとその内容を確認できます。
メッセージの種類によるフィルタリングも可能
ちょっと使ってみた感想
・日本語のウインドウ名などが文字化けします。
このあたりを参考に自分で改造できるのかな?
碧落 - 英語ソフトにおける文字化けの仕組み
http://pc12.2ch.net/test/read.cgi/software/1246616718/
・Spyを使った事ある人なら直観的に使えるのでは、と思いました。
次はプロパティに表示される情報とそのフィルタリング(?)、メッセージに表示される情報とそのフィルタリングについて勉強したいと思います。